座りっぱなしに注意

デスクワークが多かったり、在宅でのテレワークなどで、座りっぱなしになっていませんか?

実は座りっぱなしだと運動習慣の有無にかかわらず死亡する危険が高くなることが厚生労働省より示されています。特に、1日11時間以上座りっぱなしの人は、1時間未満の人に比べて、死亡リスクが40%高くなるそうです。高血圧や糖尿病、さらにはがんのリスクも増悪させることが知られています。

下肢の筋肉は「第2の心臓」とも言われています。歩いたりして筋肉が収縮することで、下肢の血液を心臓へもどす働きがあり、全身循環器系において重要な役目を果たしているのです。

では、どのように対策したらよいのでしょうか。週末に運動することは当然生活習慣病予防や改善において大切なのですが、残念ながら座りっぱなし対策としては有効ではありません。座りっぱなし対策は毎日デスクワーク中に対応することが必要となります。30分に1回程度、立ち上がってちょっと歩いたり、屈伸したり、ふくらはぎを伸ばしたりするだけでも有効です。通勤の電車やバスで、席に座らず立ったままでいるというのも有効ですね。

 

参照

https://www.mhlw.go.jp/content/000656521.pdf

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